人工化学における推論の一手法
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概要
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人工化学を用いた研究では,ある設定を系に与え,その設定の下で系がどのような振舞いをするかを観察する研究手法が一般的である.これに対して本研究では逆の問題,すなわち指定された振舞いが起きるためには系にどのような設定が必要であるかを計算することを試みる.用いる道具は推論である.我々は文字列のパターンマッチと組換えに基づく人工化学を提案している.本稿ではこの人工化学を用いて構成される系において,指定された分子が生成されるか否かを計算する簡単な手続きを与える.この手続きは論理における後向き推論に類似している.すなわち,生成されるかどうかを調べる分子をゴールとして設定し,可能な化学反応経路を反応の逆順に求めて行く.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-06-26
著者
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