多種の草原植物で形成されている空間分布の比較への順列法(Permutation procedure)の応用
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概要
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短草型プレイリーの植物種の空間関係を解析するため,多重応答順列法(Multi-response permutation procedure)にもとづいた距離について議論した。ある条件のもとで,多種個体群を構成している空間的な関係が広い地理的な場所においてどのように変化しているかを知るために,多重応答順列法は有効な情報を提供できる。この方法を,コロラド州の東部平原に広く存在している短草型植物の位置を記した地図を用いて説明した。4ブロックをもつ乱塊法実験へ順列法を適用した結果,ここの優占種は分離的に存在している傾向があることが明らかになった。4つのブロック間での一致性は大きな値を示しており,これは空間分布と種間の関係がブロック間で同じような構造になっていることを示している。さらに,優占種の中の1つを除いてすべてがサイズと密度が異なるクラスターに所属していることが分かった。独立したいくつかのブロックを用いて種間の空間関係を研究するこの方法は,種々の個体群の空間的な変動を研究するのに有効である。
- 日本草地学会の論文
- 1997-10-31
著者
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REICH Robin
Department of Forest Sciences, Colorado State University
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Metzger Kristine
Department Of Forest Sciences Colorado State University
-
Reich Robin
Department Of Forest Science Colorado State University
-
Reich Robin
Department Of Forest Sciences Colorado State University
-
BONHAM Charles
Department of Forest, Rangeland, and Watershed Stewardship, Colorado State University
-
Bonham C
Department Of Rangeland Ecosystem Science Colorado State University
-
Bonham Charles
Department Of Forest Rangeland And Watershed Stewardship Colorado State University
-
Reich R.M.
Department of Forest Sciences, Colorado State University
-
Metzger K.L.
Department of Forest Sciences, Colorado State University
-
Bonham C.D.
Department of Rangeland Ecosystem Science, Colorado State University
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