Decodeステージにおけるメモリロード命令のキャッシュミス予想(ARC-5:キャッシュ,2006年並列/分散/強調処理に関する『高知』サマー・ワークショップ(SWoPP 高知2006))
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概要
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CAMPHITはパイプライン化されたプロセッサのフロントエンドステージにおいてメモリロード命令のキャッシュヒット/ミスを予想する技術である。CAMPHITではヒストリテーブルとカウンタを用い予想を可能にする。ヒストリテーブルはメモリリード命令の命令アドレスと関連づけられており、過去のメモリリード命令のキャッシュヒット/ミスを記憶している。カウンタはメモリリード命令によるメモリアクセスがキャッシュヒットの場合、値は増加し、キャッシュミスの場合、値は減少する。CAMPHITはヒストリテーブルの履歴及びカウンタの値を評価しキャッシュヒット/ミスを予想する。CAMPHITはMIBench、SPECint2000を用いて評価された。その結果、キャッシュミスと予想した場合の99.5%、99.0%において予想に成功した。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-07-31
著者
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