隠れ位置雑音とK構成法に基づくK_<HLN>・SE(g)PKCの構成法
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概要
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本論文では,多次多変数連立方程式に基づく公開鍵暗号(SE(g)PKC)の新しいクラスを提案する.すなわち本論文では,2006年3月および5月開催のISEC研究会において著者が簡単に提示した手法[1],[2]および本論文において新たに提案するK構成法および[2]で提案した隠れ位置雑音(Hidden Location Noise, HLN)に基づいて,新しいクラスの多次多変数暗号(K・SE(g)PKC, K_<HLN>・SE(g)PKCと呼ぶ)を提案する.そしてこの暗号がグレブナー基底攻撃,Patarin攻撃,Braeken-Wolf-Preneel攻撃等の従来の優れた攻撃に対し,非常に強い耐性を有し得ることを明らかにする.
- 2006-09-06