Building an Opening Book for Amazons
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概要
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Amazonsは発明されてからの期間が短く、プロも存在しないためゲームに関する知識が少ない.また、他のゲームに比べ駒の分岐が多く、手の良し悪しを判断することが難しい.このような他のゲームよりも複雑な状況の下でopening bookを作成するにはコンピュータに良い手を探索させ、その手を拡張していくという方法が用いられている.opening bookにはゲームで使える有益な手のみが入っていることが重要であり、そのためにはどの手を拡張するか、どこで拡張を終了させるかが大きな問題となる.本研究では、拡張する手の数に注目し、その数を変化させ、それに伴いopening bookがどのように変化するか、どのnode数での拡張が最も適しているかを確かめた.これにより、Amazonsのように複雑な状況にあるゲームでopening bookを作成するにはどのような拡張が最も望ましいかの研究を行った.
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-06-30