音声認識の動向[II] : 音声認識性能の客観的評価に向けて
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概要
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現在の音声認識は,実使用環境に存在する雑音などの外的要因により性能劣化を免れない.このため,これまで数々の研究が行われてきた.しかしながら,異なるタスク,異なる評価データが用いられてきたため性能の比較が非常に困難であった.本稿では,筆者らが進めている客観的比較を可能とするための評価用コーパス構築,評価用標準認識スクリプトの作成,配布の活動について,ねらい,現状,今後の方向について述べる.
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-09-01
著者
-
中村 哲
(株)国際電気通信基礎技術研究所(ATR)音声言語コミュニケーション研究所
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中村 哲
独立行政法人 情報通信研究機構 知識創成コミュニケーションセンター:国際電気通信基礎技術研究所(atr)音声言語コミュニケーション研究所
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