経営シミュレーションゲームの構築
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概要
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経営シミュレーションゲームは企業の研修、大学教育、大学院のビジネススクールなどで利用されて、経営に関する総合的な能力を高める効果が高いといわれている。受講者がゲームに参加することで、1)経営のセンスが磨かれる、2)常に問題意識を持って取り組む、3)企業の実態を数字で把握することができる、4)コミュニケーションとリーダーシップの構築などの経営に関する意識や経営能力が向上する。ただ、大学の講義で経営シミュレーションゲームを実施するには、受講人数、週1回の講義、経営、経済や会計の知識不足などの問題点がある。本稿では、本学の講義で来年度から導入する経営シミュレーションゲームの概要を記述する。このゲームは2製品×多市場のゲームで、インターネットのWeb上で、意思決定項目の入力、競合結果の確認、競合から導き出した財務諸表のチェックを行うシステムである。
- 大阪成蹊大学の論文
- 2005-03-25