地球温暖化防止対策に関する自然エネルギー取り組みの事例研究
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概要
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化石燃料の使用増加とともに地球温暖化問題が深刻化してきた。二酸化炭素の排出削減を数値的に定めた京都議定書も2005年に発効した。日本は1990年比で6%の二酸化炭素などの温室効果ガスの削減が義務付けられた。目標達成には、省エネルギーの実施と石油に替わる代替エネルギーへの転換がある。本稿は、これらの対策の中から代替エネルギーの一つである自然エネルギーに着目したものである。日本での自然エネルギーの一次エネルギー、あるいは総発電量に占める割合はまだまだ少ない。それでも日本各地で様々な工夫をこらしながら自然エネルギーに取り組んでいる人たち、あるいは自治体がある。自然エネルギーの先進国ヨーロッパの例を引用しながら、これらの取り組みを紹介する。具体的には、太陽光発電の取り組みを2例、風力発電の取り組みを3例、バイオマスの取り組みを1例紹介する。自然エネルギーは再生可能なエネルギーで、身近なエネルギーである。したがって、これらに取り組んでいる人たちの周りにエネルギーへの関心が高まり、それが省エネルギーの行動にもつながっている。
- 嘉悦大学の論文
- 2006-04-30
著者
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