広域レクリエーション計画における地域ポテンシャル評価に関する研究
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概要
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将来の特定地域を対象としたレクリエーション計画のアプローチは,将来その地域がより一層の利用価値を高めると判断される貴重な自然や文化財などを破壊するという結果を導き,各地で諸々の問題を提起している。これは,各々の地域に対する価値評価のあいまいさ,論理的根拠の薄弱さなどに起因していると思われる。こゝに個々の地域に対する計画の基礎となる広域的な観点からの価値判断の指標である地域ポテンシャル評価が,計画学的に支持される手法で導かれる必然性が生じる。このような観点から本研究では,広域レクリエーション計画における人々の行動側面より,地域ポテンシャルの計測及び評価を計画学的に導く方法論の確立とその計画的意味に焦点を合せ考察してきた。以下,本研究で考察してきた主な内容を簡単にとりまとめると次の如くである。
- 大阪府立大学の論文
- 1977-03-31