大学の国際化戦略への一考察 : 2004年度日本留学フェア(マレーシア)から学ぶ
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概要
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本稿は日本留学フェア（マレーシア）の参加報告とそこからの考察である。かつてに比べ、マレーシアからの留学生はかなり減ったが、フェアで見る限り日本留学を希望する者はまだまだ存在し、特に工学系研究科へのニードは高い。日本留学阻害要因には教育制度の違い、言語能力、高い費用があるだけでなく、マレーシア政府の教育政策の転換からくる高等教育事情の変化に伴い、国内において多様な可能性が提供されるようになったことがある。本校が国際的競争力を持っためには、計画的かつ継続的な広報活動、「信州ならでは」の分野のアピール、加えてUMAPやツイニングプログラムのような魅力的な施策への参画と創造が不可欠と思われる。
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