淡水産腹足類の細胞分類学的研究 (I)
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概要
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本篇においては淡水産腹足類6種の染色体を記述した.そのうち3種は稲葉・田中('53)の結果を改訂するものである.またサカマキガイについては, 卵割時の観察結果を追加することができた.ヒメタニシ, カワコザラは新たに観察されたものである.以上本篇に記述した6種の染色体は次のとおりである.Sinotaia histrica ヒメタニシ2n=16♂, n=8I♂. Pl.15, figs.1-4;Pl.17, figs.1, 2. Physa acutaサカマキガイ2n=36♂, 卵割, n=18I♂. Pl.15, figs.5-10. Lymnaea (Radix) ollulaヒメモノアラガイ2n=32♂. Pl.15, fig.11. Lymnaea (Radix) japonica モノアラガイ2n=34♂, n=17I♂. Pl.16, figs.1, 2;Pl.17, figs.3, 4. Gyraulus spirillus ヒラマキミズマイマイn=18I♂. Pl.16, figs.3, 4;Pl.17, figs.5, 6. Laevapex nipponicus カワコザラ2n=34♂, n=17I, II♂. Pl.6, figs.5-9.
- 1965-01-31