重度難聴でも高い明瞭度で聞こえる補聴器(アナログ方式) : 新方式振幅制限器が搭載された補聴器(視覚障害/聴覚障害,一般)
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概要
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補聴器では衝撃音の抑圧、低周波数雑音の低減、高周波数雑音低減、了解度の向上が従来から大変大きな課題であった。しかしこれまで、その問題に十分有効な手法は見つかっていなかった。この補聴器ではそれら全ての問題が新方式の振幅制限器によって著しく改善された。この振幅制限器は、大振幅信号に含まれる小振幅信号はそのままで、大振幅信号だけを厳しく振幅制限できる。だから音質があまり損なわれることなく、ダイナミックレンジを大変小さく出来た。特に、衝撃音に対しては理想的な結果が得られた。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-05-12