遺伝子組換え作物と途上国社会(<特集>食料問題とOR)
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概要
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遺伝子組換え作物の商業栽培は1996年頃から徐々に広まり始め,近年飛躍的に栽培面積が拡大した.この波は途上国にも押し寄せ,1999年頃から南アフリカ,中国を中心にインド,インドネシアなどでも遺伝子組換え作物の商業栽培が行われるようになった.そこで本稿では,インドの遺伝子組換えワタ(Btワタ)が商業化に至るまでの過程で起こった論争を題材とし,途上国における遺伝子組換え作物のインプリケーションについて「アクター」「フレーミング」「クレーム」という概念を使い検討する.
- 社団法人日本オペレーションズ・リサーチ学会の論文
- 2006-05-01