人工骨移植材のヒト骨芽細胞様細胞に対する親和性 : 移植材周囲の接着性蛋白の経時的変化
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概要
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人工骨移植材の骨への直接的な作用の一端を明らかにしたいために,骨芽細胞の特性を保持するMG63を用いて人工骨移植材:ハイドロキシアパタイトとMG63との接着に伴う接着性蛋白の動態についてフィブロネクテンおよびI型,III型コラーゲンを指標にin vitroの系で免疫組織化学染色標本を介し,蛍光画像解析装置を用いて検討した。その結果,MG63がハイドロキシアパタイトと接着するにはフィブロネクチン,コラーゲンなどの接着性蛋白が働きハイドロキシアパタイト周囲の細胞の調節に関与していることが示唆された。また,MG63が分泌するオステオカルシンについてはこの実験系ではハイドロキシアパタイトと親和性を示した。
- 特定非営利活動法人日本歯周病学会の論文
- 1993-03-27
著者
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