ベニゲンペイカズラ(Clerodendrum×speciosum Dombr.)の鉢栽培化に関する研究 : わい化剤による茎伸長抑制
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概要
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ベニゲンペイカズラは,ゲンペイカズラと C.splendens の交雑種とされるが,側枝の伸長が著しく,鉢物に仕立てにくい。そこで側枝の伸長を抑制するために,わい化剤の1種であるウニコナゾールPの利用を検討した。1.ベニゲンペイカズラの側枝伸長は,ウニコナゾールPの茎葉散布により2.5,5.0および10ppm のいずれの濃度においても抑制された。2.無処理区における側杖伸長量は,処理時期によって異なり,高温期で大きく,低温期で小さかった。また,ウニコナゾールPの伸長抑制作用の持続期間は高温期では短く,低温期では長かった。3.3月処理では,側枝の伸長抑制作用のみならず,着花数の増加が認められた。これらのことから,ベニゲンペイカズラの側枝伸長抑制に,ウニコナゾールPが利用できろことが明らかとなり,草姿の改善が可能であろうと考えられた。4.これらのことから,ベニゲンペイカズラの側枝伸長抑制に,ウニコナゾールPが利用できることが明らかとなり,草姿の改善が可能であろうと考えられた。
- 鹿児島大学の論文
- 2004-03-26
著者
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