K大学における保健センター利用実態と今後の課題
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概要
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近年,K大学では学生数の増加に伴い,保健センターを利用する学生の数が増えてきており,とくに,精神的ケアを必要とする学生が増加している。また,ケアのため他職種との連携が必要とするケースが増加し,より充実した看護が必要になってきている。本報告では1993年から2001年の保健センター利用学生の動向を明らかにし,今後の学生支援の方向性を検討した。その結果,入学当初の学生への予防的知識の提供などを行うなど,学生の健康支援の維持につとめ,個々の学生への看護職,医師,カウンセラー,大学の教職員などと連携した支援チームの体制を充実・構築していくことが重要であることがわかった。
- 藍野大学の論文