三角網分割を用いた連続エリアカルトグラムの作成手法(<特集>地理情報視覚化 : カルトグラムの最前線)
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
連続エリアカルトグラムとは,地図上の地域の面積が地域の統計データの大小を表すように地理的地図を変形した地図である.近年,GIS時代の統計データの視覚化手法として注目されている.連続エリアカルトグラム作成問題は,地域の面積に関する情報だけからその形状を定めることはできないため,解の一意性を持たない不良設定問題である.その解法は様々提案されてきたが,数学的に明快で,操作性に優れ,短時間で計算可能な,視覚化手法として有効な解法は未だ提案されていない.本論文では,以上の課題を解決する数学的に明快で簡潔かつ高速な連続エリアカルトグラム作成アルゴリズムを提案し,実用性の高い連続エリアカルトグラム作成手法を構築した.
- 2006-04-01
著者
-
井上 亮
東京大学 空間情報科学研究センター
-
清水 英範
東京大学 大学院工学系研究科
-
清水 英範
東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻
-
井上 亮
東京大学大学院工学系研究科社会基盤学専攻
-
井上 亮
東北大学
関連論文
- 三角網分割を用いた連続エリアカルトグラムの作成手法(地理情報視覚化 : カルトグラムの最前線)
- 車両動態の動画像解析における実座標化の枠組みの構築
- 第24回国際地図学会議 (チリ・サンティアゴ) 参加報告
- 時空間クリギングによる東京23区・全用途地域を対象とした公示地価の分布と変遷の視覚化
- 連続面積カルトグラム作成アルゴリズムの高速化と大規模問題への応用
- 時空間クリギングによる地価分布の視覚化
- 土地取引価格の空間内挿への共クリギングの適用可能性の検討
- 移動平均モデルに基づく時空間内挿
- 第23回国際地図学会議(ロシア・モスクワ)および第14回総会参加報告
- 同相の三角網作成による一対一対応の地図変形 : Rubber-sheet マッチングの改良を中心として
- 地点間の方位角拘束を用いた時間地図作成問題の汎用解法(地理情報視覚化 : カルトグラムの最前線)
- テクニカル・レポート2 測量技術奨励賞 受賞論文 連続エリアカルトグラム作成の新手法
- 時空間クリギングの地価推定への適用可能性の検討
- サークルエリアカルトグラムの新作成手法
- 連続エリアカルトグラム作成の新手法 : GIS時代の統計データの視覚化手法
- カルトグラム作成ツールの開発
- 時間地図作成問題の汎用解法
- 三角網分割を用いた連続エリアカルトグラム作成
- 時間地図作成問題の汎用解法に関する研究
- パネルディスッカッション(第2部) : 地理学を深化させる地理情報技術
- 道路交通所要時間情報の視覚化 (特集 ハイウェーと地図)
- 古地図分析支援システムの開発
- GPSとレーザーレベルを用いた空港沈下測量システムに関する研究
- 時間地図による都市内道路交通所要時間の視覚化--バスICカードデータを用いた東京都心部への適用 ([運輸政策研究所]2010年秋(第28回)研究報告会)
- 知識ベ-スに基づく用途地域指定支援システム
- 高度撮影時系列画像を用いた車両動態認識手法の構築
- ニューラルネットワークを利用したマルチスペクトル衛星データの次元縮小型圧縮
- 非集計行動分析に基づく都市圏住宅需要モデル
- 分級結果に基づく土地利用配置支援モデルの開発
- 都市空間の3次元表現手法(ディジタル都市空間モデル)の開発
- 測量の明日を占う-12-測量技術者はこれでよいのか
- 市町村における地理情報システム(GIS)の利用と土地情報整備 (論説 特集 情報化社会と不動産業の課題)
- 誤差要素モデルに基づくKrigingを用いた空間内挿
- リモートセンシング画像分類のための階層型ニューラルネットワークの汎化手法
- 誤差項の仮定からの違背が空間データを用いた回帰分析の結果に及ぼす影響 : 地価回帰モデルによる実証研究
- 多重共線性に対する適切化手法とその実証的比較研究--地価の回帰分析を例として
- みんなで発展させよう 測量系CPD (特集 全国測量技術大会2005--測量・設計システム展2005) -- (シンポジウム)
- 直角面積カルトグラム作成の新手法
- 不動産取引価格情報と公的地価指標の比較による情報提供
- 江戸の都市景観の再現
- プロビットモデルによるTMデ-タからの土地利用分類
- Interview この人に聞く(第7回)変化の時代に測量技術者に求められているものとは
- 特別講演 東京の原景観を探る--現代に蘇る江戸絵図の世界 (特集 地理空間情報フォーラム2009)
- 江戸日本橋の都市景観を探る (特集 日本橋--美しい都市、東京の姿を模索する)
- 新時代の測量行政への期待 (特集 地図と測量の新たな展開)
- クラウス・リンクビッツ教授特別講演会 次代を担う測地・測量エンジニアをどう育てるのか--ドイツの大学教育を中心として〔講演要旨〕
- 江戸市中からの遠地形の視認可能性 : GISによる可視マップ作成を中心として
- 8.講座を終えるにあたって(GPSと情報化施工)
- 1. 講座を始めるにあたって(GPSと情報化施工)
- 21世紀へ宇宙からの大きな贈り物--毛利宇宙飛行士に聞く
- 空中より撮影したる東京市の壮観 : 明治42年の雑誌付録
- 古地図の幾何補正に関する研究
- 江戸の町並みを復原する
- 蘇れ、都市の原景観 (特集 良好な景観形成を目指して)
- 仮想基準点方式,GPS携帯電話,プローブカーのデータ供給者とユーザーによるGPS--高精度位置情報社会の現状と課題 (全国測量技術大会2003 報告(3)シンポジウム)
- 『空から見る国土の変遷』出版報告とご案内
- 百家争論 江戸絵図から東京の原景観を探る
- 国際写真測量・リモートセンシング学会世界大会の報告
- 平成12年度年次学術講演会報告
- 解説 成層圏プラットフォームを想定した車両の動体追跡手法
- Part.2 座談会 21世紀における建設情報化--JACICの役割と展望 (特集 JACIC15年とIT革命)
- 成層圏プラットフォームを想定した車両の動態追跡手法に関する研究
- オプティカルフロー推定手法の比較研究-自動車挙動分析への適用を通して-
- Com. Vだより(6)
- 主成分分析と規準バリマックス回転を統合した衛星画像の色合成
- 三辺測量のFree-network解法が距離空間マッピングのための多次元尺度構成法としてもつ意味
- 地理情報システムとその運輸政策への応用可能性
- 地域に開かれた発電所 -奥清津第二発電所-
- 階層型ニューラルネットワーク分類モデルの理論的意味解釈
- 阪神・淡路大震災にみるGPS測量の意義と課題--シンポジウム報告
- 測量の明日を占う-35-東京湾横断道路建設を支える先端測量技術
- 人工衛星画像のファジィ分類法へのGMDHの適用可能性--ニュ-ラルネットワ-クとの比較を中心として
- 測量士資格制度の改革に向けて (新しい測量士・測量士補資格制度へ向けての期待と課題)
- 地籍調査の課題 (特集 国土調査)
- OD交通量データの視覚的表現手法に関する研究 (運輸政策研究所第31回研究報告会)
- 第25回国際地図学会議・第15回国際地図学協会総会(フランス・パリ)参加報告
- 測量の明日を占う-18-地籍調査の推進とその成果の利活用に向けて
- 測量の明日を占う-9-GISは都市計画を変えられるか
- 時間地図--新幹線で日本が縮む
- 測量の明日を占う-6-GISによるマ-ケティング戦略
- 測量の明日を占う-3-GPS測量--その限りない可能性と課題
- リモ-トセンシング画像のファジィ分類
- 地域計画支援地理情報システムにおけるリモ-トセンシングデ-タの利用方法 (地理情報システム(GIS)における画像デ-タの統合的な利用) -- (地図デ-タとの組み合わせによる画像デ-タの高度利用)