美術教育のためのグローバリゼーション・スタディーズ : グローバリゼーションの現状とマイノリティの位置づけについて
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概要
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ここではジェンダー,セクシュアリティ,ポストコロニアルスタディーズ等とグローバリゼーションの関係について把握し,今日の超国家的な資本システムの引き起す様々な問題を取り上げながらグローバリゼーションのなかにおけるマイノリティの位置づけとその可能性についてアントニオ・ネグリとマイケル・ハートの『帝国』を参照しながら考察する。それは主体が解体されたポストモダンと呼ばれる現代に於ける新たな主体概念の提出であり,美術教育をより国際諸関係の視野から捉え直すものになると思われる。
- 2006-03-31
著者
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