社会に拓かれた美術教育の可能性3 : 高大連携を基軸としたアート・ワークショップの実践事例を通して
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概要
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生涯学習の時代を迎えた現在,社会に拓かれた美術教育のあり方が問われており,異校種間での連携や地域との交流などにより,豊かな文化の形成及び地域の活性化が期待できる美術教育の実践が望まれていると考えられる。本稿では,異校種および地域との連携によるアート・ワークショップの実践について,実践に至るまでの経緯から,生涯学習社会を展望した美術学習のあり方を考察し,今後の美術学習の課題と展望を明らかにしようとするものである。考察の内容は,次のとおりである。(1)企画力を培う美術の授業展開と結果(2)ワークショップの実践意義(3)異校種連携による学習効果と課題(4)地域との連携による学習効果と課題(5)継続的な美術学習を支える「楽しさ」
- 2006-03-31