高速アミノ酸分析計の製作について
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概要
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本研究は一般に普及している高速液体クロマトグラフィー装置に2〜3の装置を接続するだけで自動アミノ酸分析計に転用することが可能であることを明らかにしたものである。1.充填剤は三菱化成K.K.ダイアイオンCKIOS(11.5μ)を10g使用し、カラム温度は56℃とした。なお溶離液はクエン酸Bufferでstepwiseグラジェントを行ない、流速は0.7ml/minに調節した。また反応槽内にはφ0.25mmのテフロンチューブ25mをコイル状に挿入し、反応温度は100℃とした。一方発色剤であるニンヒドリンは流速0.25ml/minに調節し送液した。2. 17種の標品アミノ酸を分離したところ、分離ならびに再現性とも良好で、一般に市販されているアミノ酸専用器とほとんど変らなかった。またAspからArgまでの分析時間は約2時間であった。
- 賢明女子学院短期大学の論文
- 1982-03-10
賢明女子学院短期大学 | 論文
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