ブエノス・アイレス近郊で花き栽培に使われる井戸水の分析
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概要
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ブエノス・アイレス近郊の花き生産者が灌水に使う井戸水の分析を行った.この地方の井戸水は,切花の灌水に使うには,Na濃度が高いものが多く(87.2%),次いでMg濃度が高いものが多かった(48.9%).地域によって水質が異なり,南東部でNaの少ない水が得られた.井戸の深さと水質は密接に関連しており,井戸が深くなるにつれて,Naが多く,逆にCa,Mg及びKは減少し,これらの4要素の濃度間には高い相関が認められた.深井戸から同一敷地内に掘った浅井戸に切り替えた場合,プリムラ等の生育障害が消失した例が認められた.
- 千葉大学の論文
- 1987-03-30
著者
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