B型慢性肝炎
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概要
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B型肝炎はウイルス感染によるもので,慢性化したときに肝硬変・肝細胞癌などの重篤な合併症を引き起こすことが知られている。本邦においてこの感染は周産期の母子感染が多い。B型肝炎はウイルスによる宿主への単なる攻撃によるものではなく,宿主の免疫現象とも関連した複雑な現象である。自然経過においては重篤な合併症に至らない例も多く,さらに,インターフェロン療法の開発以後,根治できるようにもなってきた。しかし,その予後についてはわからないことも多い。
- 日本保険医学会の論文
- 2004-12-17