血液検査内容とその生命予後
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
昭和62年4月から平成5年3月までの6年間に血液検査を受けて成立した標準体および条件体の契約を対象に,肝機能障害・肝疾患,糖尿・糖尿病に分類し,検査結果と死亡指数,入院発生指数との関連を検討した。肝機能障害ではAST(GOT)>ZTT>ALT(GPT)>γ-GTPの順に数値の高いほど死亡指数が増加した。糖尿(病)では随時血糖と比べてHbA_1において検査値と死亡指数との関連が強く認められた。いずれの群においても入院発生指数は検査値の高いほど増加したが,増加の程度は死亡指数に比べて緩慢だった。
- 日本保険医学会の論文
- 1995-12-15
著者
関連論文
- 保険診査における検査と危険選択 : 追加討議
- 保険診査における検査と危険選択 : はじめに(パネルディスカッション)
- 保険診査における検査と危険選択(パネルディスカッション,第103回日本保険医学会定時総会)
- 2.生前給付型保険と医学的危険選択(II.基調報告,多様化する商品と保険医学)
- 血液検査内容とその生命予後