当社における心電図所見と入院,死亡状況
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概要
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新契約時の心電図所見別に死亡及び疾病入院発生状況を検討した。心電図所見の88.1%は正常で,異常所見としては心肥大,刺激伝導異常が多かった。全体の疾病入院発生指数は53.6で,これに対し正常所見群では34.9と低かった。逆に高かったのは刺激伝導異常,心肥大,冠障害・心筋障害であった。全体の死亡指数は60.8でこれに対して正常所見群は54.6と低かった。逆に高かったのは刺激伝導異常,冠障害・心筋障害であった。また年齢別の死亡指数は,疾病入院発生指数と同様に年齢が高くなる程低くなった。
- 日本保険医学会の論文
- 1990-12-15