当社における標準体契約の料率別死亡状況
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概要
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昭和55年度から昭和59年度の当社における医師扱の標準体契約の料率別死亡状況を調査した。保険年度別,契約年齢別,金額別,商品別,主要死因別および選択方法別に検討したところいずれの場合も,団体料率が普通料率よりも良好な死亡状況を示した。特に,料率別死亡状況を選択方法別でみた場合,死亡指数の差は,選択方法による差よりも料率による差の方が著明であった。これは,従来より指摘されていた代用診査の優位性が,選択方法としての優位性よりも,代用診査扱における団体料率占率の高さによることを示すものと考えられた。
- 日本保険医学会の論文
- 1988-12-20