当社における血圧異常による条件体の入院・死亡状況
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概要
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当社の昭和55年度から昭和59年度における高血圧条件体契約を対象として,その疾病入院発生状況,死亡発生状況を調査した。疾病入院指数は,査定時の評価と必ずしも一致せず,種々の要因の関与を考慮に入れなければならないと思う。死亡指数については,比較的浅い保険年度では査定時の評価より死亡指数が高くなることがわかった。次に,高血圧条件体の疾病入院指数と死亡指数との相関を調べたが,二者は相関するという結果を得た。しかし,回帰直線の傾きから推察するに,疾病入院危険と死亡危険とは同等ではないと考える。
- 日本保険医学会の論文
- 1988-01-20