Epstein-Barr virus(EBV)陽性non-Hodgkinリンパ腫とEBV陽性SCIDマウス継代リンパ腫株のEBVの発癌過程における役割の検討
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概要
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Epstein-Barr virus(EBV)陽性胃癌の発癌過程の解析のために,EBV陽性non-Hodgkinリンパ腫とEBV陽性SCIDマウス継代リンパ腫株を用いて,EBVのこれらのリンパ腫に村するIymphomagenesisの検討を行った。これらのリンパ腫では,EBVは特定のsubtype(type A)が感染しており,これらのEBVはtransforming activityの高い型の30 base pairのdeletionを示すLMP-1を有していた。また,EBVのmonoclonalityが高率に検出された。それらの結果から,これらのリンパ腫ではEBVが発癌過程に深く関与していることが明らかであった。これらのdataがEBV陽性胃癌の発癌過程の解析に重要な示唆を与えた。
- 北里大学の論文
- 1997-06-30
著者
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