高齢聴覚障害者の電話サービス : 高齢インターネット利用者130名への調査から(ヒューマンコミュニケーショングループ(HCG)シンポジウム)
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概要
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加齢による聴覚障害が原因で電話の利用が困難になった場合、高齢者の生活基盤となる電話に代る即時双方向コミュニケーションサービスとは何か。全国の高齢インターネット利用者130名を対象に実施した調査結果から考察した。パソコンを使える高齢者の38%は電話の音声通話が利用できなくなった場合、パソコンチャットやメールを利用すると回答しているが、パソコンを利用できない高齢者への対応はどうあるべきか。米国、英国で実施されている聴覚障害者の電話リレーサービスは日本では実現が難しい。パソコンや携帯電話の文字入力が困難な日本の高齢者にはNTTの「フレッツフォン」に期待が集まったが、普及への課題は多い。
- 社団法人電子情報通信学会の論文
- 2006-03-15