メタモデルを用いたセキュアシステム開発支援ツールの開発(モデル指向(一般セッション))
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概要
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セキュアシステムの開発では、開発の初期段階からセキュリティを考慮した要件定義が行われる必要がある。さらに、要件定義から設計、実装、試験へと進む過程において、前工程で定めた定義内容が後工程へ確実に反映される必要がある。我々は、セキュリティ要件定義から設計までの活動を支援するセキュアシステム開発支援ツールのプロトタイプを開発した。提案ツールは、準形式化されたセキュリティ要件定義集から必要な要件を抽出し、GUIを用いて要件記述を完成させていく環境を提供する。さらに、テーラリングされた要件から、セキュリティ要件メタモデルのインスタンスを生成し、対応するセキュリティ設計メタモデルのインスタンスに変換する。得られた設計モデルはUMLモデリングツールのアドインから読み込むことが可能であり、要件が反映された設計図の自動生成が可能である。本稿では、提案ツールの評価および考察を行う。
- 2006-03-23
著者
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小黒 博昭
株式会社NTTデータ技術開発本部
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市原 尚久
株式会社NTTデータ技術開発本部SIアーキテクチャ開発センタ
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吉村 俊哉
株式会社NTTデータ 公共システム事業本部 社会情報システム事業部
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小黒 博昭
株式会社nttデータ技術開発本部siアーキテクチャ開発センタ
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明関 恵美
株式会社NTTデータ 技術開発本部
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吉村 俊哉
株式会社nttデータ 技術開発本部
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市原 尚久
株式会社nttデータ
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