マルチエージェント・シミュレーションと数値分布法(セッション2)
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概要
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マルチエージェント・モデルを経済学や経営学の分野に適用するためには、進化や創発などの現象を観察するのみでなく、パラメータやルールなどの変化がシミュレーション結果に影響を及ぼすか否かの仮説検定による判定が必要である。本報告では、Sugarscapeモデルを例として、数値分布表による仮説検定をマルチエージェント・シミュレーション分析で行った。この仮説検定法は母集団の理論的確率分布を必要とせず、また、対立仮説の検定に必要とするシミュレーション回数を高々数回に抑えることができる。故に、マルチエージェント・シミュレーション分析において数値分布法は有効である。
- 一般社団法人情報処理学会の論文
- 2006-03-28
著者
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