外国語としての英語を学ぶ際におこる文化的対立について
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
本稿は、欧米の英語教師と日本人学生の間で、コミュニケーションを取る際に生じる文化的な対立について考察したものである。文化的背景によりコミュニケーションのスタイルが異なるため誤解が生じやすいので、双方がお互いのコミュニケーション規範を認め、配慮することが必要となる。そうすることで、お互いの違いに対し理解や敬意が生まれ、教師側はより効果的な授業ができるようになり、学生側も英語でのコミュニケーションがスムーズになる。授業内で、あるいは授業外で双方がどのように理解を深めていくことができるかを提案する。双方を教育及び文化の観点から比較することで、欧米の教師が自らの行動パターンについてだけでなく、日本人学生がとる行動の意味についても知識を深めていく事ができる。また、コミュニカティプ・アブローチを組み入れた日本での英語授業を分析する。
- 静岡文化芸術大学の論文