問題を縮小した副問題の利用による並列探索に関する研究(学生セッション,一般)
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概要
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問題を副問題に分割し、その分割された副問題を解いてもとの問題の解を得るという手法はよく知られている。マルチエージェントシステムのような動的な環境では、あらかじめ最適な問題の分割を求めるような手法よりも、エージェントの状況やその置かれている環境の変化などに応じて動的に問題の分割を行なう手法が有効になる。そこで本論文では、問題の分割を行なう分割点をもとの問題を縮小して作成した縮小問題を解くことによって獲得し、その分割点で問題分割を行なう探索アルゴリズムを提案する。このアルゴリズムを実装し、実験を行なった結果、約1.21倍の速度向上に成功した
- 2006-03-06