情報教育における芸術学部の特性に関する調査研究

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概要

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平成15年度から高等学校学習指導要領でコンピュータリテラシーに関する授業が必修となり、情報教育が大きく変わりつつある。このような社会的背景から、本研究は日本大学芸術学部、理工学部、経済学部の学生を対象に、コンピュータリテラシーに関する調査を実施した。この調査は複数年間実施し、高等学校までの情報教育に関する習熟度・学習内容、教育に対する学生の意識及び専攻による情報教育に関する事項の特性などについて分析を行うものである。本報は、2003年度実施した調査初年度のデータを整理・分析したものであり、他の一般的な学部との比較を交えて芸術学部学生のコンピュータリテラシーに関する特性について把握し検討を行った。その結果、学生間のコンピュータリテラシーに大きな差があることから、講座選択などにおいては、各学生個々の能力を考慮し、受講講座を決定できる手続き上の配慮が必要である等の知見が得られた。
日本大学の論文
2004-07-30

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