自律分散データベースにおける Proactive な更新許容量調整
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概要
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分散システム環境でDB更新を単一個所で行なう方法は、DBMSの障害がSPOF (単一障害個所) となり, システム全体の停止となる。分散環境での更新を可能とし, 応答性の確保と整合性を可能とするDBMSとして自律分散DBMS (ADDS) が提案され, そこでは各サブシステムが許容量 (AV) の範囲内で更新を行なうことにより高応答性を実現する。各サブシステムのAV減少度合いが異なるため, システム全体でのトランザクションの高応答時間を確保するために, 各サブシステムの保持するAV量をシステム全体で均等に減少するように局所情報のみを用いて, Proactive に調整する技術について提案する。また, 有効性についてシミュレーションにより検証する。
- 宮城大学の論文
- 2004-03-31
著者
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