環境教育における体験活動の構成原理 : 食文化に関わる内容を中心に
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概要
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本研究の目的は、環境教育において食べるための素材獲得・加工・調理に関わる体験活動をどのように構成していくべきか、その原理を検討することである。日本の幼稚園および小学校における環境教育の26実践事例を選定し、検討を加えた。その結果、日本では環境領域、生活科、「総合的な学習の時間」で、植物栽培や動物飼育をはじめとして多様な体験活動が展開されていることが明らかとなった。しかし、小学校低学年までの子どもにとって重要な原体験に関わる実践は報告例が少ない。その原因は、原体験に関わる活動に対して評価が与えられていないためであると考えられる。
- 2001-03-25
著者
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