<原著>加齢と性に関する意識の実態調査報告
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
主として, 農業・漁業に従事する50才〜60才代の人を対象とした保健教育の際, 性に関する調査を行なった。男性は性に対し, 快楽, 愛, 健康のバロメーター等ポジティブな感情を示す者が多いのに対し, 女性はむしろ羞恥心, いやらしい等ネガティブな反応を示している。各夫婦の間にはそれぞれの性生活がある。お互い男女間の性の相違殊に, 加齢に伴う男女の生理の, 相違を理解しあい豊かな高齢期を迎えることが重要であり, 今後の保健教育の進め方に1つの示唆を示した。