テレコム技術の国際標準化の意義と日本政府の取組み(<特集>国際標準に向けたテレコム技術とその効用論文)
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概要
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テレコム技術の国際標準化は,国際的な相互接続性・相互運用性の確保の観点から,従来は国際電気通信連合(ITU)を中心に行われてきたが,技術の多様化やグローバル化の進展等に伴い,デファクト標準やフォーラム標準の増加,諸外国による標準化の戦略的活用など国際標準化をめぐる環境は大きく変化し,自国の産業競争力の強化が国際標準化の意義として強調されるようになってきた.それに対応する形で日本政府の国際標準化に関する取組みも変化してきた.本論文では,テレコム技術の国際標準化における環境変化と,国際標準化を推進する立場からの日本政府の取組みの変遷について説明し,日本政府がテレコム技術の国際標準化に関して果たした役割と今後の課題について論じる.
- 2006-02-01
著者
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