コンピュータを手段とする簿記原理と教育
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概要
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コンピュータを手段とする簿記原理教育の枠組みと教育項目を体系的に考察したものはない. コンピュータ処理特性からの簿記原理を明確にし, 伝統的な手記簿記原理と比較しながらコンピュータを手段とする簿記原理教育の枠組みと教育項目の考察を行った. 簿記処理手段の相違により従来の手記簿記原理で述べている概念規定を変えなければならない部分と処理手段の変化により新たに追加して教育すべき教育内容が明らかとなった. コンピュータを手段とする簿記原理教育の枠組みと教育項目は, コンピュータを手段とする簿記原理の理解に必要となる項目が含まれている. 考察範囲は商業簿記に限定し, 基本財務諸表であるキャッシュフロー計算書を除いての検討である. 基本財務諸表であるキャッシュフロー計算書を含めた場合, 従来の手記簿記原理, コンピュータ簿記原理も再構築が求められる.
- 自由が丘産能短期大学の論文
- 2004-03-25
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