天草異宗事件における露見の構造 : 『上田宜珍日記』、「上田友三郎日記」にみる一考察
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概要
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本稿では、島原藩や地元の庄屋たちがキリスト教の証拠をとりキリシタンを改心させ、今後は異宗信仰をさせないという体制をとった動きを天草郡高浜村庄屋上田源作(宜珍)が書いた『上田宜珍日記』、今富村庄屋上田友三郎が書いた「上田友三郎日記」の2つの史料から明らかにしていく。したがって、本稿では露見に関する従来の説と異なる説を述べていく。そのうえで、果たして異仏事件や牛殺し事件が「露見」と呼べるのかどうか考察していきたい。
- 熊本大学の論文
- 2005-03-31
熊本大学 | 論文
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