設備診断用集音器の特性評価(<特集>システム論文特集号)
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概要
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回転放物面状の集音フードを有する設備診断用の集音器を対象に,その特性評価を行った。2次元軸対称モデルを用いた差分法プログラムを開発して,集音器における音波伝搬の状況を可視化すると共に,ディジタル信号処理を併用した実験を行った。集音フードの底部に向けてマイクロホンの受音面を対向させた"従来型"では,マイクロホンの存在によって入射した音波が散乱し,また集音フードの底部で反射した音波の影響が強く働き,特性が損なわれことを示した。集音フードの底部を貫通してマイクロホンを配置し,その受音面をフードの開口に向けた構成の"直接型"では,これらの影響を軽減して,周波数特性と指向性を改善できることが分かった。
- 社団法人日本音響学会の論文
- 2006-03-01
著者
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