冒険遊び場(羽根木プレイパーク)の行動調査からみた利用実態について(平成3年度日本造園学会研究発表論文集(9))
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概要
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冒険遊び場(羽根木プレイパーク)において行動調査(分布調査及び追跡調査)を行ったところ,利用者の分布に片寄りがみられ,人気のある遊具と団体によるパーティを除くと北側に集中した。子供の軌跡(利用場所)も多くは北側へ集中した。行動内容を分析した結果,その原因は,プレイリーダー,造りかけのログハウス,飼育動物小屋の存在と考えられる。軌跡は,プレイパークでの好きな遊びが遊具か遊具でないかによって,北側に集中するグループと南側も利用するグループの2つに分かれた。しかしながら,利用者は来園時に必ずしも自分の好きな遊びを行っておらず,遊び場は常に多様な遊びの可能性を持った状態にあることが望ましい。
- 社団法人日本造園学会の論文
- 1991-03-30
著者
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