野外劇場および広場としての演能空間(昭和62年度日本造園学会研究発表論文集(5))
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概要
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わが国の演能空間は近代以後において、建物の中におさめられる傾向が現れたか、かつては屋外でおこなわれた。舞台、橋掛り、楽屋が完備したものでも観客は屋外で観賞した。一方、ヨーロッパでは今世紀に入って演劇、オペラの屋外上演志向が強まってきた。日本の代表的な演能空間6つを選び詳細な調査を行って、ヨーロッパの野外劇場や野外劇が行われる広場と比較しながら、新しい空間創造のための資料つくりを行った。
- 社団法人日本造園学会の論文
- 1987-03-31