Recreation Areaにおける人々の集合離散に関する研究 III : 片瀬江の島海水浴場調査の解析
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概要
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今回の1958〜1960の調査では、この地区の施設整備、周辺ルートの整備、一般の好景気にもとずくレクリエーレョン情勢などの変化から、これまでの最高339,000人(1957)を10%も上まわる370,000人(1959)の最高の利用者を示したが、根本的な変化はみられない。しかし次の諸事項が変化として考察される。1 定期バス、貸切バス、乗用車に海水浴目的が強くあらわれている。しかし、後2者は海水浴前後の回遊性が強い。2 鉄道はピークの発生時刻が早くなり、出のピークがこれまでのロング・ピークよりするどくなつてきている。3 通過性は貸切バスに減少が見られ、乗用車も、全休の増加から数の増加は見られるが、比率は減少の傾向にある。4 全休として現象が0.5〜1時間早くあらわれてきている。5 乗用車の滞留時間が4〜8時間と、複雑になつてきている。6 最高滞留時における利用密度は3.5〜5.5m^2/人でこれまでと同様、高い密度を示している。
- 社団法人日本造園学会の論文
- 1961-03-31
著者
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