箱庭制作実験事例に現れた空間構成における日本的特徴と大陸的特徴の比較考察 : 空間イメージの文化的差異に関する心理・社会的分析 その2
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概要
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Cultural differences in the experimental sand-play constructions of 18 Japanese and 8 foreign graduates are investigated from a psycho-social point of view. Spatially pluralistic style is dominant in the constructions of the Japanese graduates, while centralized style is dominant in those of foreign graduates brought up in the countries under the influence of continental civilizations. Spatially centralized style represents an image of aggressivity and confrontation. This image symbolizes their modality of being-in-the-world. From this viewpoint, we analyze the characteristics of spatial images of continental civilizations, such as center, axis mundi, universal space, verticality, plastic form, symmetry.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 2000-06-30
著者
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