サーリネンの初期活動における設計競技の役割 : フィンランドの建築家エリエル・サーリネンの作品に関する研究 その1
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概要
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The early activities of Eliel Saarinen (1873-1950), architect of Jugend-period in Finland, was supported by the design competition system. Their office became the leader in an instant, because of their win in several competitions. Through the competition for Tallberg's house(1896-97), Saarinen got the chance to design for Helsinki in cooperation with J. Tallberg, the enterpriser. The competition for Finnish pavilion for Paris World Fair (1898) meant to him the first step toward the central figure of National Romantic Architecture. Saarinen's two tendencies, i .e. modernism and nationalism, were both cultivated by the competitions of Jugend-period.
- 社団法人日本建築学会の論文
- 1996-02-28
著者
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