絵草紙考

スポンサーリンク

概要

• 論文の詳細を見る

• 「絵草紙」の意味内容について検討し、絵草紙はもっとも庶民的な読物であったことを明らかにし、また社会事件等を速報した絵草紙は一般庶民読書の原点であったと結論づける。さらに、近松らの絵入の世話狂言本、世話浄瑠璃本などは絵草紙に全く同じで発禁扱いの筈であるが、狂言に作り、操浄瑠璃に上演されたことをそのまま板行にすることは、ある時期許されていたことをいう。

• 1993-03-10

著者

• 長友 千代治

  京都府立大学文学部:中京大学文学部

関連論文

• 絵草紙考

スポンサーリンク