トレーニングによるラット骨格筋細胞微細構造の変化
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概要
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長期間のかなり激しい身体トレーニングが骨格筋組織にどのような変化を与えたかを調べることが本実験の目的である。1988年著者がソウルで行われたオリンピック科学会議に報告したものの一貫として, 今回もラットを用い, 9週間の水泳の後に幾つかの骨格筋組織を採集し, 電子顕微鏡で対照群との組織像の比較を行ったもので, 以下の如き結果が得られた。気泡を洗い落としたラットに水泳トレーニングを実施した翌日に, 遅筋成分の多い Soleus (ヒラメ筋) に組織の変性が見られ, Z-Line (Z-Band) の離脱やStreaming, さらに明白な組織像の変化が見られたが, EDL (長指伸筋) には同様変化が見られなかった。対照群と比べて Plantaris (足底筋) がとくに, ミトコンドリアの発達が見られた。ミトコンドリアは Subsarcolemma 及び Intermyofibrillar の両方とも発達が見られ, 数および大きさそして内膜突起の密度の増加も見られた。
- 中京大学の論文
- 1989-03-15
中京大学 | 論文
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