歪んだ鏡に写った日本 : 欧米メディアに見る「日本」報道
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概要
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本論文は「日本はどのように西洋(特に英国,米国)のメディアによって報じられているか」に関する観察と分析である。娯楽用としか思えない歪曲,誇張された内容の記事が一流の高級紙の紙面をかざることを問題とする。そうしたソフト・ニュースを対象とした論文である。外国報道には様々な思惑としたたかな計算とがある。こういった記事が何故書かれるのか。どうしてその国の人々にとっての「娯楽」となり得るのか。そこに散りばめられているステレオタイプ・イメージはどういう歴史を持っていて,なぜ再生されて生き続けるのか。New Journalismと名付けられるこういったメディアの特徴を整理する。ここに登場する日本は外国が手に掲げる「歪んだ鏡」に写し出された日本である。日本はそれを放置すべきか,また何らかの手を講ずるべきか。
- 千葉商科大学の論文
- 2004-09-30