生殖細胞における増殖と生存維持のメカニズム(教育講演(第125回東邦医学会例会))
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概要
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われわれの体が恒常性を保つためには様々な種類の細胞群がその数を適切に維持していく必要がある。寿命の短い血球系細胞や腸上皮細胞などは増殖により失われた細胞を補うが,増殖できない神経系細胞や卵母細胞などは健康な状態で生存を維持せねばならない。増殖および生存維持のプログラムは組織や細胞の特性に応じて精緻に実行され,その暴走や破綻は癌や機能障害など個体への深刻な影響を引き起こす。本総説では生殖細胞である卵の増殖,分化,生存と死を制御する分子機構について概説する。
- 東邦大学の論文
- 2005-09-01
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