急性肺塞栓症の病態と治療
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概要
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要約:急性肺塞栓症は,肺動脈血管床が何らかの塞栓子によって急速に閉塞され,様々な症状を呈する病態と定義される。通常,肺塞栓症は下肢・骨盤腔の深部静脈血栓が成長・剥離して血流を介して肺動脈につまることにより生ずる。深部静脈血栓症を有する患者の約30%に何らかの症状を有する肺塞栓症が発症する。静脈血栓・塞栓症形成における病理学的要因は,Virchowの3徴により説明される。最近の肺塞栓症の治療法は,重症度により4群に分類し,その治療戦略を決定することが多い。
- 東邦大学の論文
- 2004-09-01
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